カレー&スパイス伝道師ブログ 2

インド&スパイス料理家、渡辺玲のブログ。2019年9月4日、ヤフーブログから移行。

カテゴリ: 「インドツアー2014 9月」

9月21日

 エア・インディア、デリーからの帰国便の機内食。ベジタリアンをオーダー。

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 メインの右はパニール(インドのカッテージチーズ)をクリーミーなグレービー(カレーソース)で煮込んだ「シャヒ・パニール」。インドのベジタリアンは乳製品オーケーなのだ。
 真ん中のご飯はバスマティ・ライス。
 左にニンジンと生グリーンピースの炒め煮込み、「ガジャル・マタル」。

 奥の方には、サラダ、お米とナッツ、レーズンなどのミルク煮込み「キール」。

 これで2014年の「インドツアー マハーラシュトラ~ゴア編」も終了。
2015年は、どこに行こうか?

《このブログを書いているときのBGM》
KING CRIMSON『RED』(1974)
 どこかエスニックな香りがするサウンドの傑作
https://www.youtube.com/watch?v=L_zmD-14XIE

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9月20日

 前回の続きで、デリーの名店「カリム・ホテル」のランチレポ。


 いよいよカレーだ。

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 この店の看板メニューの1つが「コルマ」。揚げタマネギにヨーグルトがベースで、隠し味はポピー・シード。これはマトン。チキンもあって、どちらも美味。

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 こちらはマトンの「シチュー」。南インド・ケララ料理のシチューとはまるで別。「ホール・スパイス」だけで煮込むカレーだ(「ホール・スパイス」の意味等、『スパイスの黄金比率で作るはじめての本格カレー』(ナツメ社)などにくわしい)。

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「チキン・ムグライ」。上にのっているのはメロン・シード。濃厚な「ムグライ・グレービー」が印象的。

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 じっくり煮込んだ「ナハリ」。マトンの骨つきスネや髄の煮込みで、本来は朝めしというパワーフードで、脂がウマい。ショウガと青唐辛子のトッピングも定番。

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 チキンのビリヤニ。中に骨つき肉がゴロリ。

 ツアーの締めにふさわしい内容とボリューム。さすがの美味だった。

《このブログを書いているときのBGM》
DEEP PURPLE『COME TASTE THE BAND』(1975)
 今でも唯一聴くパープルの作品。トミー・ボーリンがイイ。
https://www.youtube.com/watch?v=F0F5_fKBTHU
 KEVIN SHIRLEYのリミックスも冴えている。

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9月20日

 ゴアからデリーに戻り、ショッピングなど、ツアー参加者のみなさんに残された貴重な時間を有効活用。

 そんな合間の昼ご飯は、ツアー最後のきちんとした食事。

 やはりデリーといえば、イスラームのノンベジ料理の素晴らしさに心が奪われる。そして、イスラーム料理、ムガル宮廷料理といえば、何といっても「カリム・ホテルKARIM'S」の名前が、地元のグルメにも真っ先に上がる。

 今回はオールド・デリーの本店に比べ、空港に近いニザムウッディーン廟エリアの支店を訪れた。

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 こんな感じでイスラームの色合いが濃い場所にある。

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 まずはスターター。まとんのシーク・カバーブ。タマネギなどは入れず、肉とスパイスだけでガッツリ野太い味に仕上げる。

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 この店の名物にして、私も最も好きなアイテムの1つ、マトン・バッラー・カバーブ。骨つき肉のうま味と繊細なスパイスのハーモニーに唸る。これでビールがあればいうことなしだが、イスラーム料理店にアルコールはないのがふつう。

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 ヨーグルトを入れない、より伝統的なスタイルのミント・チャトニ。香菜、青唐辛子などもいっしょにすりつぶす。

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 丸くてフワフワした「ローティ」。ハンカチのように薄い「ルマリ・ローティ」とともに、カレーやカバーブにベストマッチ。

 カレーのレポは次回に続く。

《このブログを書いているときのBGM》
PAUL KOSSOFF『BACK STREET CRAWLER』(1973)
 初のソロ。全編、泣きのギター。ストラトが、この人にしては珍しい。
https://www.youtube.com/watch?v=ZGWITnoQCFs


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9月20日

「インド食べ歩きツアー2014」マハーラシュトラ・ゴア編もいよいよ最終日。

 早朝、ゴアの空港からエア・インディアでデリーへ。

 もちろん、機内食つきだ。

 私はインド関連のフライトでは、原則常にベジタリアンをオーダーしている。

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 ベジタリアンの機内食。

 左はドーナツ型の豆粉揚げ軽食「ワダ」。日本ではもやしになる黒マッペという豆の挽き割りを生地にして揚げる。少なくとも、私を除き、日本人がつくると硬くてうまくないが、現地のはふんわりとして美味。
 真ん中は南インド料理を代表するベジタリアンのカレー「サンバル」。黒いプチプチはマスタード・シードだ。
 右はセモリナの炒り蒸し「ウプマ」。これも南インドを代表する軽食(「ティファン」と総称される)である。

 さらに右の小さなカップには、これまた南インド料理を代表するアイテムの1つ「ココナッツ・チャツネ」もあったりして、芸が細かい。

 ほかにはロールパンにパパイヤなどの「フルーツチョイス」。

 全体として、ハイレベルな南インド料理のベジタリアン朝食で、私も大満足。
 いい最終日になりそうな気がした。

《このブログを書いているときのBGM》
DETECTIVEのファースト(1976)
 よりツェッペリン丸出しのセカンドもいいが、こちらも秀逸。
https://www.youtube.com/watch?v=HkEE7hY3ajE

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http://www5e.biglobe.ne.jp/~masala/




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9月19日

 ゴア最高のホテルの1つ「ザ・リーラ」でのディナー・レポート第2弾。

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 ふつうはエビでつくる辛い漬け込みカレー「バルチャオ」を白身魚で。

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「チキン・カフレアル」。ゴア風タンドゥーリ・チキンともいわれる。香菜や青唐辛子のペーストでマリネしてから焼く。クッキングスタジオ「サザンスパイス」でもときどきレッスンしている。

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 もともとポークでつくるゴア・クリスチャンの代表的カレー「ビンダルー」もここではビーフ。明らかに欧米や日本人などのゲストを意識したものだろう。

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 ゴア・ヒンドゥーの代表的カレー「チキン・シャクティ」をラムでつくったもの。これはこれで美味。

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鮮やかな赤の「ゴア・フィッシュ・カレー」。カシミーリ・チリのパウダーのおかげだ。

 ほかにもいろいろ。いずれもゴアや南インドの代表的メニューを独自にアレンジしたもので、興味深かった。

 明日は喧騒のデリー、そして帰国だ。

《このブログを書いているときのBGM》
HYDRA『LAND OF MONEY』(1975)
 サザン・ロックだがフリーなどの影響大。
https://www.youtube.com/watch?v=5dBo9WF9rcY


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