8月某日
北インドの「チキンカレー」そして「キーマカレー」、さらにはインドのみそ汁ともいうべき存在の「ムング・ダール」と、インド料理の王道といえるアイテムの鉄板レシピを、貴重な情報とともに紹介してきた「スパイス・チャンネル」。
今回もまた、とりわけ南インドカレーファンにはマストというべきアイテム「サンバル」の登場である。
インド人シェフですら、毎回同じ味わいにするのが難しいともいわれる、デリケートな味わいの「野菜入り豆カレー」だが、サンバルのレシピが掲載された私の著作、そして今回のYouTubeを観れば、きっとこれまでより数段美味なサンバルができるはず。
加熱調理の手間はそれほどかからないサンバルだが、野菜のカット、必要なスパイスをそろえるなど、通常のカレーづくりに欠かせない作業のほか
・トゥール・ダールを浸水後、煮つぶしておく
・タマリンドの酸っぱいエキスをもみだしておく
・いかにもサンバルらしい味と香りをつくりだすミックススパイス「サンバル・パウダー」の配合と粉砕
といった下準備が欠かせない。
・トゥール・ダールを浸水後、煮つぶしておく
・タマリンドの酸っぱいエキスをもみだしておく
・いかにもサンバルらしい味と香りをつくりだすミックススパイス「サンバル・パウダー」の配合と粉砕
といった下準備が欠かせない。
そこで今回、下ごしらえにスポットを当てた【仕込み編】と、加熱調理を開設した【調理編】に分けて、サンバル完成までのプロセスを追ってみた。
★YouTube【スパイス・チャンネル】(カレー&スパイス料理伝道師 渡辺玲) 「サンバル」仕込み編
★YouTube【スパイス・チャンネル】(カレー&スパイス料理伝道師 渡辺玲) 「サンバル」調理編
★YouTube【スパイス・チャンネル】(カレー&スパイス料理伝道師 渡辺玲) 「サンバル」調理編
★サンバルのレシピが掲載された拙著の一例
『新版 誰も知らないインド料理』(光文社 知恵の森文庫)

『新版 誰も知らないインド料理』(光文社 知恵の森文庫)

『カレーな薬膳』(晶文社)


最後に。
サンバルならではの風味は、コリアンダー・シードをつぶしたときに発せられる独特の香りが、その大きな源泉となっている。そのことを理解しているかどうかで、出来映えがまるで違うはずだ。
サンバルならではの風味は、コリアンダー・シードをつぶしたときに発せられる独特の香りが、その大きな源泉となっている。そのことを理解しているかどうかで、出来映えがまるで違うはずだ。
《このブログを書いているときのBGM》
MONTROSE『MONTROSE』(1973)
祈念すべきデビューアルバムで、ドゥービーズなども手がけたテッド・テンプルマンがプロデュース。ボーカルのサミー・ヘイガーは無論のこと、ドラムスもツェッペリンが相当好きなんだろうな。
https://www.youtube.com/watch?v=tk52nGxF-jc
MONTROSE『MONTROSE』(1973)
祈念すべきデビューアルバムで、ドゥービーズなども手がけたテッド・テンプルマンがプロデュース。ボーカルのサミー・ヘイガーは無論のこと、ドラムスもツェッペリンが相当好きなんだろうな。
https://www.youtube.com/watch?v=tk52nGxF-jc
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