10月31日
北西インド・パンジャーブ州からデリー方面に向かい、チャーターバスで国道を疾走。ただし、ただ突っ走るのではなく、国道脇のおいしいレストラン「ダバ」のチェックも怠らない。
ダバというのはインド式ドライブインというか、国道・幹線道路を行く長距離トラックの運転手やバスの乗客向けの安くておいしい食堂のこと。
おいしいカレーをドカンドカンと大鍋に入れて店頭に出し、オーダーごとにそこからすくって供したりする。ホテルのダイニングや高級レストランではこうしたやり方をしないことが多く(大鍋抜き、フライパンや小鍋でチマチマと調理する)、「ダバスタイル」といえば、できあがったカレーを保温しつつ、そのまま供するダイナミックな手法のインド料理店のスタイルをも指す。「レストランスタイル」の対義語だ。
おいしいカレーをドカンドカンと大鍋に入れて店頭に出し、オーダーごとにそこからすくって供したりする。ホテルのダイニングや高級レストランではこうしたやり方をしないことが多く(大鍋抜き、フライパンや小鍋でチマチマと調理する)、「ダバスタイル」といえば、できあがったカレーを保温しつつ、そのまま供するダイナミックな手法のインド料理店のスタイルをも指す。「レストランスタイル」の対義語だ。
パンジャーブ州のアムリットサルから、より首都デリーに近いハリアナ州の州都チャンディガル(パンジャーブ州の州都でもある。ややこしい。ル・コルビジエが都市計画に参加、インドで最も生活水準が高い街だ)に向かう国道の脇に、ウマそうなダバを発見。ランチにした。

大鍋が並んだ店頭。典型的な「ダバ」の姿だが、どこかミステリアスでもある。

キッチンをのぞくとこんな感じ。ターバンのシーク教シェフが鍋を操り、煮込み系ではないマサラなどの料理を仕上げていく。奥にはタンドゥール窯があり、ローティやナーンなどのパンを炭火で焼き上げる。

これはキッチンの外。インド式サラダをつくっているところ。庶民派食堂でよく見る光景。

客席。テーブルとイスが独特。われわれはここではなく、日当たりのいい屋外のテーブルでいただいた。

できあがった料理を皿に盛りこんでいるところ。よく見ると、中華鍋のような調理器具にも、取っ手やへりの部分に独自の工夫がしてある。このあたりの妙なこだわり、いかにもインドぽい。
こうしていただいた料理のレポートは次回。乞うご期待である。
《このブログを書いているときのBGM》
CACTUS『ONE WAY OR ANOThER』(1971)
ヴァニラ・ファッジ、ミッチ・ライダー&デトロイト・ホイールズ、アンボイ・デュークスというクセのあるバンドのメンバーで構成されたヘビーブルースロックバンドの名盤。
http://www.youtube.com/watch?v=fKpbxGKzmYI
何といっても筋金入りのジャンキーだったラスティ・デイの噛みつくようなボーカルがイイ。
CACTUS『ONE WAY OR ANOThER』(1971)
ヴァニラ・ファッジ、ミッチ・ライダー&デトロイト・ホイールズ、アンボイ・デュークスというクセのあるバンドのメンバーで構成されたヘビーブルースロックバンドの名盤。
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何といっても筋金入りのジャンキーだったラスティ・デイの噛みつくようなボーカルがイイ。
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