12月某日

 年末、下北沢で友人がオーナーを務める、ライヴや展覧会もできるアートなカフェ「カフェ・キックCafe KICK」(最近インド音楽のライヴも多い)でトークライヴをやった際、たまたま遅い昼食に入ったのが「沖縄麺屋 おいしいさあ」という店。

 1979年に上京してからシモキタとは何かと縁があるが、沖縄料理系の店ができたのはバブル以降のことだと思う。とにかく私には、ラーメンと中華以外、あまり特徴的な麺の店が思い浮かばない街という印象が強い。

 そう思っていたので、こういう店はうれしい発見だった。

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 いただいたのは「よもぎ(フーチバー)」を練り込んだ麺の「フーチバーそば」、780円。

 この店、スープ等に化学調味料無添加とのこと。実際、出てきたそばのスープは透明、あっさりしたタイプ。私は好きだった。

 フーチバー入りの麺もコシがあり美味。

 全体に上品なそばで、チャンプルーでアジアンな混沌ぶりは希薄。その点、少しばかり物足りなかったが、あえていえば、それが今のシモキタには合っているのかもしれない。

 酒の肴系メニューも充実しているので、チョイ飲みにもイイかも。

《このブログを書いているときのBGM》
『CLUSTER & ENO』(1977)
 ときにインドな隠れ名盤。
http://www.youtube.com/watch?v=T75TK9XFfx4

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