9月某日

 九段下時代(正確には阿佐ヶ谷が発祥)から創業55周年になる日本屈指の老舗インドレストラン「アジャンタAJANTA」のOBOG同窓会が同麹町店であり、伺ってきた。

 多くの先輩や同僚の懐かしい顔ぶれはもちろん、オーナー夫妻も元気で何より。結局、3次会まで飲みに行った。

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 シーク・カバーブ、チキン・ティッカ、シュリンプ・ティッカ、オニオン・パコラ、ジャガイモのバジ、サモサ、グーリン・チャツネなど、前菜盛り合わせ。
 このほか、AJANTAならではのカレーや南インドのコーヒーなども楽しんだ。

 個人的には、やっぱり「九段下アジャンタ」の唯一無二といえる圧倒的な店づくりが、今も懐かしい。
 あんな店はそれまでなかったし、たぶん、これからも現れないだろう。日本インド料理界の「奇跡」ともいえる店だったと思う。ごくごくわすがだが、そんな幻の名店でも働けたことは、自分にとって密かな誇りだ。

 一方、より長くお世話になった麹町店では、インド人・日本人とも、周りは有能かつ人間的にも最高な人たちばかりで、恵まれていた。

 料理や食の世界に入るにあたり、ほかならぬAJANTAの門を叩いたのは我ながらラッキーだった、つくづくそう思う。
 

《このブログを書いているときのBGM》
FOGHAT『NIGHT SHIFT』(1976)
 英国のブルースバンド出身ながら、派手なブギでアメリカで人気のあったバンドの隠れ名盤。
http://www.youtube.com/watch?v=UscivHCSVgw
 DUANE ALLMANの影響を受けたロッド・プライスのスライドギターも冴えている。

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