カレー&スパイス伝道師ブログ 2

インド&スパイス料理家、渡辺玲のブログ。2019年9月4日、ヤフーブログから移行。

2019年09月

9月7日
my guitar telecaster 1978 190907
 我ながら、見た目の汚いギターだ。
 何しろ、仕事部屋の片隅にほぼ置きっぱなし。最近は、たいした手入れもしていないので、もったいない外観になってしまった。
 しかし、音はイイ、昔も今も。
 それで気に入っている。

 フェンダーUSAのテレキャスター。シリアルナンバーからすると1977年製。
 外見上フロントのピックアップはなく、リア・ピックアップのみの「フェンダー・エスクワイヤ」仕様にしているのは、ジェフ・ベック、シド・バレットなど、エスクワイヤ使用者の影響ともいえる。
 実際、フロントのピック・アップはついていないのかといえば、ディマジオの「スーパーディストーション」というヘビーメタル御用達な、超ハイゲイン・ハムバッカーをピックガード下に埋め込んである。
 他はボリュームのツマミをフェンダー純正でないメーカー不明のものに代えてあるくらいで、大きな改造はしていない(それだけ替えてあれば十分だという声もある)。 

 このギター、私がバンドマン時代(1979~1984年)のメインギターで、ライブやスタジオ、どこでもまずはこれを弾いていた(アンプは、ハイワットなどを経て「グヤトーン」のマーシャルタイプへ)。 

 今回、とある内々のイベントがあり、人前で弾くことになった。ちゃんと音が出るよう事前にギターリペアにも出し(このときも、ギターの薄汚れ具合にあきれられた)、本番に臨んだ。

 昔やっていたバンドは当初、黒人音楽の影響大だったが、次第に「ブリティッシュビート」寄りになり、ついには「ポストパンク」や「ミクスチャー」ともいわれ、このテレキャスもリアのピック・アップのみ使用。イコライザー、フランジャー、ディレイ、コンプレッサーなどエフェクターもそれなりに使っていたが、今回はブルースのセッションなので、フロントのスーパーディストーションのみ使用で、アンプにシールド直結。

 肝心の演奏は、自己採点的には、本来に比べ3割ぐらいの充実度。もっと精進しないとダメだ。
 ただしギターの音だけはいいものにしようという目論見は当たったようで、アンプが私の最も苦手とする「ローランド」社製のわりには野太い音で、抜けもよく、まあ及第点かなという感じだった。

 料理も音楽も毎日の積み重ねが大事なのは、重々わかっている。 
 これからは時間をつくって、もっとギターを弾こう。

《このブログを書いているときのBGM》
ROY BUCHANAN『THAT'S WHAT I'M HATE FOR』(1973年)
  テレキャスサウンドの典型のひとつ。
https://www.youtube.com/watch?v=_ECMPD5NPow

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http://yummysdish.exblo

9月某日

 建築機械や関連器具のリース・レンタルの最大手企業「アクティオ」のインターネットサイト「アクティオシート」で、インタビュー取材を受けた。これがなかなかおもしろい内容なので、おすすめだ。

 まず、私にしては珍しく、音楽関連の仕事をしていた頃のことを話している。これは以前、石川次郎さんがホストを務める「アジア見聞録」(BS朝日系でかつてオンエア)で話したくらいで、基本封印していたネタである。今回は自分のやっていたバンド名、レコード会社でディレクター職だったとき出したかったミュージシャンなど、口を滑らせてしまった。

 もちろんコック修業後のことをメインにしゃべっているが、今まで話さなかった出来事にもところどころ触れているのがポイント。

 今回、こんな風にかなり突っ込んだ内容になった大きな要因は、インタビュアーが、学生時代の音楽サークル「早大ロッククライミング」の後輩だったこと。さすが、テクニック、センスともに冴えたミュージシャンだけのことはあると、感心した次第。

『創る人に訊く インドで初めて食べたカレーの感動をそのまま伝えたい』
https://note.aktio.co.jp/creation/20190830-1146.html




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9月某日

 何とかヤフーブログからここに移行したが、何分慣れていないので、何をするにも時間がかかり、記事を書くのもついおっくうになる。

 とはいえ、媒体は何であれ、自分で書かない限り、誰も空いたスペースを埋めてくれるわけではない。そりゃあそうだ。しょうがないな。まあ、ボチボチやってみるか。というわけで、時間のある方、どうぞお付き合いください。

たしか、毎月12日ぐらいの発売。ということはもうあまり書店やコンビニを覗いても見つからないかもしれないが、東京~関東エリアの情報誌「オズ・マガジン」の一応最新9月号が「スパイスカレー」の小特集。私も登場し、コラム仕立ての文章でスパイスカレーについて語っている。

 おっと。画像のアップ方法がイマイチよくわからない。

oz magazjne 20190812カバー
 なかなか、時節に合った表紙。

oz magazjne 20190812スパイスカレー

「スパイスカレー」に関する雑感というか、思いついたこと、気になることをつらつら書いたが、編集の方にうまくまとめていただき、結果なかなかいいコラムになったと思う、

 それにしてもこの夏「スパイスカレー」という語が、料理系雑誌はもちろん、食を専門としない一般的な雑誌でもたいへん多く目についた。ところがその実態は、家庭的なルーカレー以外何でもありという感じで、正直、何が魅力であり、個性なのかわからないものが多数を占めている気がした。

 私は今年4月『カレー&スパイス伝道師がおしえる 四季の食材でつくる スパイスカレー入門 』(スタンダーズ)という新刊を出した。もともと、この本は2012年に『旬のかんたんスパイスカレー』というタイトルで別の版元から出した。日本のカレー本として、はじめて「スパイスカレー」という語をタイトルに配したのだが、諸般の事情で十分なプロモーションがなされなかった。それが今般大幅に加筆し、本格的なビリヤニをはじめ、新レシピも10ほど増やしての再登場となった。
 この本での「スパイスカレー」は、現在一般に使われている「スパイスカレー」と、その意味が少し違う。どう違うかは、本書を読めばわかることだ。
 
 私の主宰する料理スタジオ「サザンスパイス」では、一般的な「スパイスカレー」よりもさらに美味な「スパイスカレー」を手軽につくるための講座も行っている。興味のある方はぜひ一度おいでいただきたい。

《このブログを書いているときのBGM》
KOOPER SESSION『KOOPER SESSION』(1969年)
 16才の天才ブルース・ギタリスト、シュギー・オーティスの存在を世に知らしめた名盤。
https://www.youtube.com/watch?v=oMQeJ03aMtg


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YouTube「スパイス・チャンネル」も要チェック! 有名インド料理の数々を私が調理しています。




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