2014年08月
ホウレンソウとチキンのカレー「サーグ・チキン」
9月5日・8日 クッキングスタジオ「サザンスパイス」にて。
日本でも人気の高いホウレンソウのインドカレー。しかし、本場の味わいに近いものは日本のインドレストランでは案外少ない。
なぜか。
まずはホウレンソウの量を惜しんだり、輸入のボイル済みスピナッチを使用していること。そうするとホウレンソウの風味が少ない。
さらには煮込み不足。色味をよくするためか、あまり煮込まないホウレンソウカレーが多いが、ホウレンソウカレーとは基本的に煮込めば煮込むほど美味になるモノなのだ。
そしてホウレンソウのつぶし具合。細かいピューレにしすぎると香りが失われる。むしろ粗挽きが本場では好まれる。
まずはホウレンソウの量を惜しんだり、輸入のボイル済みスピナッチを使用していること。そうするとホウレンソウの風味が少ない。
さらには煮込み不足。色味をよくするためか、あまり煮込まないホウレンソウカレーが多いが、ホウレンソウカレーとは基本的に煮込めば煮込むほど美味になるモノなのだ。
そしてホウレンソウのつぶし具合。細かいピューレにしすぎると香りが失われる。むしろ粗挽きが本場では好まれる。
こうした点に留意しつつ、すべて本場流に従いつくれば、巷のインドレストランに行く必要のないホウレンソウカレーができあがる。
クッキングスタジオ「サザンスパイス」では、9月の平日の昼と夜、ホウレンソウ入りチキンカレーの「サーグ・チキン」をレッスンする。
★クッキングスタジオ「サザンスパイス」9月のスケジュール
http://www5e.biglobe.ne.jp/~masala/southern%20spice%20cooking%20class%20sep%202014.html
http://www5e.biglobe.ne.jp/~masala/southern%20spice%20cooking%20class%20sep%202014.html

パニール(インドのカッテージチーズ)と合わせる「パラク・パニール」、マトンと煮込む「サーグ・マトン」も美味だが、おいしいチキンカレーとホウレンソウをドッキングさせるこのメニューが、とりわけビギナーの方には、最もおすすめ。
これからの季節、だんだんおいしくなるホウレンソウ。
ぜひ、絶品のインドカレーにして、たっぷり召し上がっていただきたい。
ぜひ、絶品のインドカレーにして、たっぷり召し上がっていただきたい。
《このブログを書いているときのBGM》
OASIS『DEFINITELY MAYBE』(1994)
リアルタイムではぜんぜん興味のなかったバンド。今聴くと、思っていたよりイイ。
https://www.youtube.com/watch?v=3aatEBIZHNU
このバンド、60年代のアメリカンサイケやウェストコーストの影響を感じる。
OASIS『DEFINITELY MAYBE』(1994)
リアルタイムではぜんぜん興味のなかったバンド。今聴くと、思っていたよりイイ。
https://www.youtube.com/watch?v=3aatEBIZHNU
このバンド、60年代のアメリカンサイケやウェストコーストの影響を感じる。
★本場仕込みのインド料理、簡単でおいしいスパイス料理の教室なら「サザンスパイス」へ!
本日「サザンスパイス」は「キーマ・ビリヤニ」のレッスン
8月30日
東京・西荻窪にあるクッキングスタジオ「サザンスパイス」、今日のレッスンは「キーマ・ビリヤニ」。
ビリヤニはインドのごちそう炊き込みご飯。スパイシーなカレーを炊き込んでしまう。
キーマはキーマカレー。挽き肉のカレーだが、インドではマトンの挽き肉がふつう。
その点、日本では入手しやすいチキンのキーマが一般的。
合挽きは邪道だし、風味もよくない。コンソメやら入れるレシピも論外。
本場仕込みの「キーマ・ビリヤニ」。お楽しみいただきたい。

《このブログを書いているときのBGM》
STEPHAN STILLS & MANASSAS『MANASSAS』(1972)
隠れた名グループの名アルバム。
https://www.youtube.com/watch?v=OuphMxyPWeA
当時の貴重なライヴ映像。
★本場仕込みのインド料理、簡単でおいしいスパイス料理の教室なら「サザンスパイス」へ!
南インド風魚とエビのカレー
8月某日
よく行く魚屋で(荻窪タウンセブン地下の「魚耕」と「東信水産」。どちらもイイ)、おいしそうなメカジキとブラックタイガーがリーズナブルな価格で売られているのを見つけ、即ゲット。
ただしメカジキが300グラム、タイガーエビが5尾と中途半端。
そこで全部を混ぜて、南インド風のカレーにしてみた。
★参考レシピは『スパイスの黄金比率で作るはじめての本格カレー』(ナツメ社)、『新版 誰も知らないインド料理』(光文社 知恵の森文庫)、『カレー大全 カレー伝道師の160話』(講談社)などにある。

ココナッツ・ミルクがたっぷりに見えるが、実際はタマリンドの酸味が決め手。カイエン・ペパーやブラック・ペパーも大胆に入れることで、シーフードのクセを消し、うま味を引き出せる。香菜をトッピングしたが、生のカレー・リーフも欠かせない。
ちなみに器は沖縄の作家、紺野乃芙子さんの作品。
メカジキとエビ、ふたつのうま味とスパイスが相まってバツグンだった。
《このブログを書いているときのBGM》
FOCUS『MOVING WAVES』(1971)
久々に聴いたら、やけにカッコよかった。
https://www.youtube.com/watch?v=MV0F_XiR48Q
中学のとき最初に聴いて、ブッ飛んだ。
https://www.youtube.com/watch?v=-v7LzOeTkfM
「シルヴィア」も名曲。
FOCUS『MOVING WAVES』(1971)
久々に聴いたら、やけにカッコよかった。
https://www.youtube.com/watch?v=MV0F_XiR48Q
中学のとき最初に聴いて、ブッ飛んだ。
https://www.youtube.com/watch?v=-v7LzOeTkfM
「シルヴィア」も名曲。
★本場仕込みのインド料理、簡単でおいしいスパイス料理の教室なら「サザンスパイス」へ!
意外と日本に少ない正統派南インドのチキンカレー
9月3日
かつて私が現地取材を担当した「ダンチュウdancyu」誌2006年の「南インド特集」以来、南インド料理はエスニックカレーファンに広く認知されるところとなっている。
ところが、現地の食堂や屋台で食べられる、トマトとココナッツ・ミルクのバランス絶妙なチキンカレーを食べさせてくれるインドレストランは、まだ日本にあまりないように思う。
食べられそうもなければ、自分でつくってしまえというわけで、東京・西荻窪のクッキングスタジオ「サザンスパイス」では来月3日と22日、「南インドのチキンカレー」をメインとしたレッスンを行うことにした。
★クッキングスタジオ「サザンスパイス」9月のスケジュール
http://www5e.biglobe.ne.jp/~masala/southern%20spice%20cooking%20class%20sep%202014.html
http://www5e.biglobe.ne.jp/~masala/southern%20spice%20cooking%20class%20sep%202014.html

本場のように骨つきチキンでつくった南インドのチキンカレー。レッスンでは骨なし皮なしのモモを使う。
よかったら、ぜひどうぞ。
《このブログを書いているときのBGM》
ROBIN TROWER『LIVE!』(1975)
昔はまるで興味なかったが、なぜか今聴くと気持ちイイ。
https://www.youtube.com/watch?v=sMySsuBVVRI
ポール・ロジャースに似たビル・ローダンのボーカルもイイ。
ROBIN TROWER『LIVE!』(1975)
昔はまるで興味なかったが、なぜか今聴くと気持ちイイ。
https://www.youtube.com/watch?v=sMySsuBVVRI
ポール・ロジャースに似たビル・ローダンのボーカルもイイ。
★本場仕込みのインド料理、簡単でおいしいスパイス料理の教室なら「サザンスパイス」へ!