カレー&スパイス伝道師ブログ 2

インド&スパイス料理家、渡辺玲のブログ。2019年9月4日、ヤフーブログから移行。

2011年01月

1月27~30日

 前にもご報告した通り、沖縄に行ってきました。

 何しに行ってきたのか?

 というご質問を早くもいただいておりますので、取り急ぎ、今回私が関わっている「やんばる畑人(沖縄の言葉ではるさーと呼びます)プロジェクト」のブログをご紹介します。


 たぶん、それでもよくわからないでしょうが、まあ、追々詳細はご報告することにしましょうね。

 よくよくブログの写真を見ていくと、私も地味に(?)登場しますよー。

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 プロジェクトとは無関係ですが、東高円寺の沖縄料理店「ガジュマル」のイカスミ汁。大好きです。

《このブログを書いているときのBGM》
『THE VERY BEST OF CURTIS MAYFIELD』
 ファルセットを交えた甘い歌声とラテン・パーカッションまで入ったファンキーな演奏、そしてジミ・ヘンにも影響を与えたアルペジオの独特なギター。オリジナリティあふれる最高なソウルがここにあります。
http://www.youtube.com/watch?v=DAh_4s_-tas

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1月某日

 久しぶりに沖縄へ出張。

 今回は本島北部、あの辺野古の件でも注目される名護市をメインに、打合せ、視察、カレー試作と試食など、やってきました。

 個人的に失敗したのは、何とデジカメを持参し忘れたこと。これは前代未聞の大チョンボでした。仕方なく、オンボロ携帯で写真を撮りましたが、やっぱり比較になりません。携帯嫌いの私、墓穴を掘りました。せめてiphoneを買えよということでしょうね。

 で、先ほど調べたら、撮りたいものがたくさんあったのにもかかわらず、結局10枚しか写真がありませんでした。やはり相当気後れしていたようです。

 そんな中、印象的だった食べものをボケボケ携帯写真でお送りしていきますね。

 まず今回は、やんばるのオバアの作ったサーターアンダーギー

 サーターアンダーギーって、けっこうボソボソしていたり、やたらズッシリ重くて脂っこく食べ疲れるのが多いですよね、特に東京では。
 ところが、これは違いました。、いわばコクがあるのにキレがあるタイプ。揚げ方がいいのでしょうね、サクッとした歯触りで軽い食べ心地。じんわりとした甘みとうまみが口に広がり、しかも後味がサッパリしていました。こんなサーターアンダーギーは久しく食べた記憶がありません。

 さすが沖縄、さすがやんばる、おばあの手作りサーターアンダーギーはインド家庭のスイーツにも通ずるレベルの高さなのでした。

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 ウーム、写真のクォーリティ低くてすいません。本物はもっとビューティフルでおいしそうでした。

《このブログを書いているときのBGM》
MAC GAYDEN『SKYBOAT』(1975年)
 JJケイルの「クレイジー・ママ」などで、ワウワウを効かせたスライドという個性派ギターを聴かせたナッシュビル出身の名ギタリスト兼シンガー(この人もインド好きのようです)のソロアルバム。いいようのないユニークなサウンドに満ちています。
http://www.youtube.com/watch?v=lcY5SQECqks
 JJケイルの有名曲。このギター、印象的でしたね。

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1月某日

 野菜のビリヤニよりもはるかにスパイスのミックスや味つけが簡単なのが、野菜のプラオ。野菜入りスパイス炊き込みご飯です。

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 ニンジン、ジャガイモ、グリーンピース、タマネギの入った野菜プラオ。クミン・シード、クローブ、ベイリーフなども入っています。ここにインゲンが加われば、さらにいかにもインド的。

 ヘルシーでどんなカレーにも合うので、おすすめ。「サザンスパイス」のレッスンでもときどきご紹介します。

《このブログを書いているときのBGM》
 沖縄、名護のホテル。BGMはありません…。

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1月某日

 学生時代のバンド系仲間たちと新年会。いつもは違うメンバーで伺うことの多い、幡ヶ谷の中国料理店「チャイナハウス龍口酒家」へ伺いました。

 ここはすべてお任せ。満腹になるまで、あるいは締めの麺かご飯ものまで、至福の日替わりメニューの数々を「わんこそば」のように食べ進めます。

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 前菜盛り合わせ。いつもの鶏のローストや蕪の他、わかさぎらしき魚の甘酢絡めのようなものも。

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 エビのすり身団子とセロリの炒め。

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 黄ニラの炒め。

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 すっぽんのスープ。ウマかったー。

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 キヌガサタケとフカヒレの煮込み。これもコクと食感がバツグン。

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 シカ肉のナッツ揚げ。軟らかく、クセはなく、香ばしさとうま味がバツグンでした。

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 締めのクロレラ入り麺。

 他にもまだまだ食べました。結局、リタイアせず最後まで完食。一品ごとの味つけはもちろん、全体のメニューバランスがいいからでしょうね。

 毎回、勉強にもなるいいお店です。もちろん、また伺いたいですね。

《このブログを書いているときのBGM》
THE JAM『IN THE CITY』(1977)
 4大パンクバンドの一つ、ザ・ジャムのデビュー盤。初期のザ・フーに通じるモッズぽいスピード感がカッコよかったです。
http://www.youtube.com/watch?v=5ipGhzrIi3s&feature=related

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1月某日

 10数年前、某コンビニチェーンが仕掛けたことで突然全国に広まったのが、2月3日の節分に食べる「恵方巻」です。

 もともと関西にあった風習といわれますが、1967~74年に私が住んでいた兵庫県尼崎と西宮では、いっさいそんな話を耳にした事がありませんでした。

 ともあれ、この時期「恵方巻」や「丸かぶりずし」といった名前の商品がどっと街のスーパーやコンビニに並びます。

 そんな新たな風物詩に敏感に呼応した、これまた斬新なインド料理を見つけました。

 青山小原流会館ビル地下に本店を持ち、JR品川エキュート、新宿、渋谷、池袋、恵比寿などで支店レストランやデリ店舗を多数展開する「シターラSITAARA」が「インドの恵方巻」の予約注文を開始しました。

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 もともとカルカッタやデリーで有名な「ロール」と呼ばれるイスラーム式軽食(「カティカバーブ」が正式名称です)をアレンジしたもののようです。

 ノンベジタリアンとベジタリアンの2バージョンあるようで、ベジはホウレンソウを練り込んだルマーリローティ(薄焼きの無発酵パン)を使っています。グリーンがきれいですね。

 中味もノンベジタリアンにはタンドゥーリ・チキンやプラオ、ベジにもプラオなどが彩りよく納まっています。
 
 普通、インドのロールの中にはチキンやマトン、パニールなどのカバーブとタマネギのスライス、刻んだ香菜や青唐辛子が入りますが、ライスは使用せず。インド式の炊き込みご飯を入れたところに苦心の成果が伺えます。

 パッケージも美しく、ラッピングペーパーも凝っていますね。

 全体として、かなり気合の入ったオリジナリティあふれる「インド版恵方巻き」という印象です。
 限定生産ということですが、これはそそられます。皆さんも予約してはいかがですか。

 シターラSITAARAグループのサイトはコチラ
http://www.sitaara.com/

☆同レストランやデリ店舗ではホールやキッチン補助のスタッフも募集しています。興味のある方はぜひ上のサイトからコンタクトをどうぞ。

《このブログを書いているときのBGM》
J.J.CALE『NATURALLY』(1972)
 クラプトンがほぼその歌い方やサウンドをパクッたともいえる、オクラホマの渋い白人ブルース系ミュージシャンのデビュー盤。
http://www.youtube.com/watch?v=GcOtzXsmtxQ&NR=1
 ユニークな音楽性とユニークな人柄が伝わってきそうなライヴ。奥さんもギター弾いています。

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