10月某日
9月に都内某所で行われた「カレー・ナイト」の様子が、大先輩である編集ライター、立石敏雄さんのブログに掲載されていたので、ご報告いたしますね。私の料理をグルメな大御所や気鋭の皆さんが食べつつ、飲むという企画でした。
もともと、BS朝日でオンエアされていた「亜細亜見聞録」という名番組に、ナビゲーター兼プロデューサーの石川次郎さん(あの「ブルータス」や「ガリバー」の創刊編集長。インドへの造詣も深いスーパーエディターですね)に誘っていただいたのが、ご縁のはじまり。
私の放映分は、首都デリーの美味しいもの巡りともいうべき内容。日本人では私以外食べたことのなかったであろう「ヌーラさんのナハリ」(ナハリは、牛のスネや髄の煮込みイスラームカレーです)という超ディープなスポットをハイライトに(当然、テレビで紹介されたのは本邦初)、「カリム・ホテル」「パラーター・ワリガリ」といったデリーの誇るおいしい店やおいしいグルメエリアに次郎さんをお連れしたり、ご一緒にヒンドゥーとイスラーム双方の家庭料理の特徴を比較しながらご紹介するなど、ものすごくレベルの高い番組に仕上がりました。
今では他の国の番組出演者の皆さんをはじめ、各界のスゴい方々と定期的に集まっては、ご飯を食べ、お酒を飲む仲間に入れてもらっています。これまでも、発酵白菜漬物の中国鍋、超高級フカヒレ、ウルトラ・ビンテージ・ラムの飲み比べ、内蔵料理の饗宴、正調ベトナム料理の夕べなど、激ウマ料理の数々に感動してきました。
今では他の国の番組出演者の皆さんをはじめ、各界のスゴい方々と定期的に集まっては、ご飯を食べ、お酒を飲む仲間に入れてもらっています。これまでも、発酵白菜漬物の中国鍋、超高級フカヒレ、ウルトラ・ビンテージ・ラムの飲み比べ、内蔵料理の饗宴、正調ベトナム料理の夕べなど、激ウマ料理の数々に感動してきました。
この夜は、私が皆さんを感動させなければいけない晩でした。結果は立石さんのブログを御覧の通り。ホッと胸をなでおろしてからいだいた、バランタインのオールドで作ったハイボールがおいしかったです。

これがナハリのお店。このディープな場所でロケとは…。自分でも、よく実現したなあ、と感激しました。

ナハリとカルミ・ローティ。ナハリは脂ギトギトですが、これがまた最高にウマいのです。ローティは丸いナーン。上にギーを塗ったりしないのがポイント。ナハリの脂をこれで吸い取り、ぬぐいとりながら食べると、至福でした。
《このブログを書いているときのBGM》
デラニー・アンド・ボニー『モーテル・ショット』(1971年 CD)
元祖スワンプな白人R&B夫婦デュオのアンプラグド・セッション・アルバム。やっぱりデュエイン・オールマン参加のテイクがバツグンのカッコよさです。こういう音楽、今はなかなかありませんね。
デラニー・アンド・ボニー『モーテル・ショット』(1971年 CD)
元祖スワンプな白人R&B夫婦デュオのアンプラグド・セッション・アルバム。やっぱりデュエイン・オールマン参加のテイクがバツグンのカッコよさです。こういう音楽、今はなかなかありませんね。