カレー&スパイス伝道師ブログ 2

インド&スパイス料理家、渡辺玲のブログ。2019年9月4日、ヤフーブログから移行。

2008年10月

10月某日

 西麻布のベトナム料理店「タイタム」での会食時、「ノコギリコリアンダー」なるハーブの実物を初めて目にした。

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 見た目はまったくコリアンダー=香菜=パクチー=シャンツァイぽくないが、なるほど香りは極めてコリアンダーぽい。

 不勉強ながら、インドで見かけたことがない。ベトナムやタイ料理ならではの食材なのだろうか。

《このブログを書いているときのBGM》
FUTON『GIVE ME MORE』。
メンバーチェンジが激しい? 最新のHPでは知らない顔が…
http://www.rehabisfab.com/

10月某日

 前回レポートの続き。

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 空芯菜の炒め。タイのタオチオ(大豆のペースト)炒めに似た味わいだ。ここで白いご飯を注文、のせて食べる人もいた。

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 トウミョウの炒め。これはややアッサリした味つけ。これまた、ご飯やビールが進みそう。

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 このお店、フォーをメインとした麺もおすすめ。これはチキンのフォー。タマネギのスライスがたくさんのっているのが新鮮。アッサリとしてコクも十分なスープと米麺の相性がバツグン。

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 こちらはビーフのフォー。チキンとは異なる味わい。これまたおいしい。

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 名前を失念したが、チキンの麺。フォーより細くて、舌触りは別もの。これまた美味。

 いずれも繊細な風味と美しいプレゼンテーションでクセになりそうな味わいの料理ばかり。
 また行きたい店が一つ増えた。

《このブログを書いているときのBGM》
 AMAR『アウトサイド』。タルヴィン・シンなどの作品でも歌声を聞かせるイギリスのインド系女性ボーカリストのソロ作品。ケイト・ブッシュがインド化したような音創りが印象的だ。
http://www.myspace.com/amarmusiconline
ここで聴けるのは『OUTSIDE』とは異なるイメージ。

10月28日(火)

仕事やら何やらで唯一の日本公演には行けず。


インドで観よう(負け惜しみか?)。

《このブログを書いているときのBGM》
ザキール・フセイン『スペース~ジ・エレメンツ』

10月某日

 各界のグルメ&グルマン、10人強で食事会。
 
 BS朝日の『亜細亜見聞録』でごいっしょさせていただいた石川次郎さんが主催。よって毎回スゴいメンバーで構成されたスゴい内容の食事会なのである。

 これまでも都内の素晴らしい料理店に案内したり、されたりという関係だが、本日はメンバーのおひとりである気鋭のベトナム料理研究家、伊藤忍さんお薦めのベトナム料理店「タイタム」へ。

 今回いただくメニューは伊藤さんのお薦めに従って構成。期待せずにはいられない。

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 まずは青パパイヤとエビのサラダ的和えもの。ハーブも入り美味。思わずベトナムの333ビールも進む。

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 続いてチキンとキャベツの和えもの。代々木のカンボジア料理店「アンコール・ワット」で似たようなサラダを食べたことを思い出した。ヌクマムが利いて、私好みのおいしさ。

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 さらにフォーを幅広く切ったようなものと生モヤシなどの和えもの。
 ここまで、体が浄化されるような生素材の連続だが、何ともうれしい。ハーブ類やフライド・オニオン、砕いたピーナツなどの使い方も絶妙で勉強になる。

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 ここで一転、味つけしたスペアリブのロースト風。正確にはどんな調理法なのだろう。余分な脂もなく、ヘルシーで美味。

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 ムール貝のグリル風。フライド・オニオンなどがトッピングされている。私の抱くベトナム料理のイメージが爽快に崩されるようなナイスなメニュー。

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 ハタを揚げた料理。なぜか沖縄のグルクンを思い出した。やはりビールが進むおいしさ。

 これでまだ半分ぐらいの進行らしいが、いやー、おいしい。
 初めて体験する料理の新世界という感じだ。

 -次回へ続く-

《このブログを書いているときのBGM》
イエロー・マジック・オーケストラ『増殖』。スネークマンショーとの合体だが、今聴くと過激だな、やっていることが。60年代ソウルの名曲「タイトゥン・アップ」のカバーもスゴいファンキーさ。



 

10月28日

本日はインドで「光のフェスティバル」ともいわれる、ヒンドゥー今日のお祭り、ディワリ(ディーワーリー。ディーパワーリー)だ。


花火を揚げ、スイーツを食べる。そこでこんなHPもある。


もしかしたら、日本のインド料理店でも「ディワリ・スペシャル」なメニューがあるのかも。

《このブログを書いているときのBGM》
インドの人間国宝、MSスブラクシュミさんのCD。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~masala/diary050317.html

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