5月30日。
朝、傘を持っている人が多い。東京は雨が降るとのことだ。それも黄砂混じりのが降るなどとテレビでいっている。黄色い雨ということ? フランク・ザッパ氏の曲で、恐怖の黄色い雪みたいなタイトルのがあったが、イヤだね、そういうのは。
朝、傘を持っている人が多い。東京は雨が降るとのことだ。それも黄砂混じりのが降るなどとテレビでいっている。黄色い雨ということ? フランク・ザッパ氏の曲で、恐怖の黄色い雪みたいなタイトルのがあったが、イヤだね、そういうのは。
昼どき、傘も持たずに新宿界隈を歩いていたら、とうとう雨が降ってきた。黄色くはなさそうで、ホッとする。
大久保までやってきて、どこかでメシにしようと思案。相変わらず韓国料理店はどこも盛況。韓流ブームはまだ衰えていないらしく、ミーハーぽい日本人中高年女性たちの姿がそこここで見える。そういう客のいそうなところは避けて、マレーシア料理の老舗「マハティール」に入る。いつも思うが、スゴいネーミングの店だ。日本だったら「小泉純一郎」とか「田中角栄」みたいなことか?
「ラムカレー」「空芯菜のサンバル炒め」「苦瓜と鶏の唐辛子炒め」など6種類の主菜からひとつを選んだ上、食べ放題のランチブッフェをくっつけて680円はなかなかリーズナブル。
私は「トンソク煮込み」をチョイス。ここ最近、プチ・ベジタリアンなのだが、こういうところにくるととたんにノンベジタリアンへと変貌する。軽いな。
私は「トンソク煮込み」をチョイス。ここ最近、プチ・ベジタリアンなのだが、こういうところにくるととたんにノンベジタリアンへと変貌する。軽いな。

皮ごと入れたニンニクのほか、八角やクローブも加えた醤油煮込み。トンソクはトロトロで、臭みはまるで無し。ていねいな調理方法なのだろう。白いご飯をもらい、のせて食べた。

これはおかずの盛り合わせ。マレー風のうどん、フライドライス、サラダ、高菜をまぶした豆腐、青菜やダイコン、揚げなどの煮込みなど。ちょっとしたチャンプルー状態。

これは以前この店で食べたマレー風のチキンカレー。ココナッツ・ミルクが利いていて、南インドで食べるチキンカレーにたいへんよく似ている。ただしトマトがほとんど入っていないのが相違点か。

マレーのローティ。こういうものが食べられる店は東京でも少ない。チキンカレーとの相性はバツグンだった。
こういう料理を食べると、本場に行って舌鼓を打ちたくなる。
そういえば、今年もシンガポールの音楽祭WOMADは夏にあるのか? そのころ、あのあたりに行くのも手だな。