カレー&スパイス伝道師ブログ 2

インド&スパイス料理家、渡辺玲のブログ。2019年9月4日、ヤフーブログから移行。

2013年03月

2月某日

 これまた、少し前のレポート。

 江古田の「マイマイ」「ヘム」のオーナーである足立由美子さん、そして、我がアジアン料理ユニット『ヤミーズディッシュ』の伊藤忍さんとも大のなかよしでもある凄腕料理人、鈴木珠美(ますみ)さんがオーナーを務める人気のベトナム料理店、西麻布「キッチン」で出版関係の会食。

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 ハスの茎のサラダ。いきなりガツンと美味。

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 生春巻き。大きくて、具だくさん。そしてもちろんウマい。

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 魚のグリル。ライスペーパーと野菜で巻いていただくと、気分はやっぱりベトナムに。

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 エビのフォー。フォーの本場、ハノイに行ったことはないが、とにかく美味。あっさりとして、しかもダシのコクはしっかり。ぜいたくな味わいだった。

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 アサリのフォー。貝がダシの麺は1月の初ベトナムでも食べた。そんなことも思い出す美味。やはりダシが濃厚でうれしい感じ。

 さすが女性に人気というのが頷ける、野菜たっぷりのヘルシーなベトナム料理。しかも、私のような男にもピッタリとハマる。

 プロの腕の冴えが存分にさえるベトナム料理店を、江古田と西麻布で続けざまに体験。
 東京の日本人が創るインド料理も頑張らないとマズイなあ。
 気合を入れ直す、いい機会でもあった。

《このブログを書いているときのBGM》
CREAM『WHEELS OF FIRE』(1968)
 クラプトンの誕生日にちなんで。ギタリストとしては、ここがピークだと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=o2c5eI0Ul1o

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2月某日

 前回レポートしたベトナム料理の名店「江古田マイマイ」のオーナー、足立由美子さんはベトナム料理研究家としても業界によく名前を知られる方。

 特にベトナム式バゲットサンド「バインミー」における第一人者であり、バインミーだけのレシピブック『バインミー ベトナムのおいしいサンドイッチ』なども著しているくらいの達人だ。

★足立さんによる「バインミー」ブログ
http://www.banh-mi.jp/blog/

★『バインミー ベトナムのおいしいサンドイッチ』(文化出版局)はこんな本
http://books.bunka.ac.jp/np/isbn/9784579211159/

 そんな足立さんの素晴らしい「バインミー」を「マイマイ」からの帰り際運よくゲット。家におみやげで持ち帰れた。

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 店の内外装同様、包装もポップでセンスがイイ。ここでまず唸る。

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 1月の初ベトナムでわかったのだが、バインミーはまずパンが大事。バゲットのようで、もっとソフトなタッチのコッペパンのようなのがイイのだが、まさにこれがそう。

 中味も野菜の生酢の感じやパテ、肉のムードなど本場そのもの。

 別添えという芸の細かさもうれしい香菜も挟み込んで完成。
 あっという間に食べてしまった。気分はしばしベトナム、ホーチミン?。

 現在、この「バインミー」、新店の「江古田ヘム」でいただける。
 ぜひどうそ。

《このブログを書いているときのBGM》
RED HOT CHILI PEPPERS『FREAKY STYLEY』(1985)
 ギターとドラムが全盛期とは異なるセカンド。ジョージ・クリントンがプロデュース、独特のグルーヴがあり好きだ。故ヒレル・スロバックもいいギター弾いている。惜しい。
http://www.youtube.com/watch?v=EZtnu9WqT8I
 ご存じスライの名曲をナイスカバー。私がバンドでやりたかったのはレッチリみたいな音だった…。

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2月某日

 少し前のレポート。

 新店「江古田ヘムHem」が料理雑誌の表紙を飾るなど(『料理通信』4月号)、絶好調な江古田「マイマイ」に行ってきた。アジアン料理ユニット『ヤミーズディッシュ』の打合せを兼ねてのことだ。

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 ゆで豚のライスペーパー巻き。野菜たっぷりがうれしい。

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 カリフラワーの米粉揚げ。インドのパコラに通ずるおいしさ。

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 自家製ベトナムさつま揚げ。ビールをベトナムのもち米焼酎ネップモイに代えつつ、楽しんだ。

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 牛肉のサラダ。1月の初ベトナムでも食べたが、こちらも負けずにおいしかった。

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 高菜のようなものと豚肉の炒め。

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 豚肉のカレー。サラッとして美味。見た目も美しい。

 ほかにもいろいろいただき、最後は大好きなアボカドと生クリームのデザートで締めた。

 本場の味が手軽に、しかもバツグンなムードでいただけるのでつい長居してしまう。意外と我が家からも近いのもイイ。

 話も弾んで、実りの多い一夜。ごちそうさま。

《このブログを書いているときのBGM》
DUANE ALLMAN『SKYDOG THE DUANE ALLMAN RETROSPECTIVE』(2013)
 CD7枚組で未発表テイクあり。極私的ヘビーローテョン。
 7枚全部聴いて、再び聴き直し。2枚目の黒人ミュージシャンのバックで頑張るマッスルショールズ時代の音源集に最もよく手が伸びる。
http://www.youtube.com/watch?v=qc9a61pwRzo
 このブルーアイドソウルも2枚目に収録。

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3月7~8日

 コーチンでディナーをガンガン食べてから乗ったシンガポール行きシルクエア(シンガポール航空の子会社でさすがのサービス)がコーチンを飛び立ったのは、真夜中を回らんとする時刻。

 3時間強のフライトで、たとえ真夜中だろうが、何かおいしいものが出るであろうことは、私は知っていた(?)。ツアー参加者の多くが爆睡する中、タイガービールを飲みつつ、おそらく最後のインド食を大事にいただいた。

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 左にカレー・リーフ入りのミックスベジタブルカレー。これが意外に辛かったのは、コーチンで食べたディナーと同じ。でもおいしかった。

 右はパラク・パニール。パニール(インドのカッテージチーズ)を揚げていないのは本場によくあるやり方。ホウレンソウも味が濃くて美味。

 真ん中はクミン・シード、フライド・オニオンの入ったバスマティ・ライスのプラオ。カレーによく合い美味。

 最後まで食事は当たりだった。満足。

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 これはシンガポールから成田での機内食。成田からさらにLAに行く便で、和食と洋食の選択だったので和食にした。早くもインド食が恋しかった。

 機内食なんてまずくて食べられないなんて方もいるが、私は積極的にエンジョイするタイプ。
 とりわけインド路線はウマいのだ。

《このブログを書いているときのBGM》
DUANE ALLMAN『SKYDOG THE DUANE ALLMAN RETROSPECTIVE』(2013)
 CD7枚組で未発表テイクあり。極私的ヘビーローテョン。
 最後の7枚目には24才で没する直前の音源が収録。感慨深い。
http://www.youtube.com/watch?v=b8lj-nQCFR4
 これは珍しい映像。観たことない方も多いのでは? 

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3月27日~4月2日

 青山に本店のあるハイクラスなインドレストラン「シターラ」から、うれしいインフォメーションをいただいた。

 新宿伊勢丹の食品売り場で、日本ではたいへん珍しい「ナハリ」(同店サイトには「ビーフ・ニハリ」)ほか、特別メニューを期間限定販売するとのこと。

★「ビーフ・ニハリ」販売に関するシターラのサイトはこちら
http://www.sitaara.com/event/event.html

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 これはオールドデリーにあるナハリの名店。今回、伊勢丹で腕を振るう「シターラ」総シェフ、フセイン師とも懇意にしている。

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 ナハリとフカフカのローティ(丸いナーン)。ナハリにはショウガの千切りと青唐辛子の小口切りをたっぷりと。また本場では、上に浮く脂もローティに浸して食べると美味。

 めったにないチャンス、カレーファンはぜひどうぞ。

《このブログを書いているときのBGM》
NEW YORK DOLLSのデビュー盤(1973)
 マイ・フェイバリットなバンドの1つ。
http://www.youtube.com/watch?v=Cbd-BcuPvLA

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