カレー&スパイス伝道師ブログ 2

インド&スパイス料理家、渡辺玲のブログ。2019年9月4日、ヤフーブログから移行。

2011年04月

4月23日(土)

 京都市役所近くにある南インド料理の名店「ケララ」での食事会、いよいよカレーの出番です。

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 いろいろな野菜の「クルマ」。北インドのコルマの南インド版。ココナッツ・ミルクやカシューナッツのペーストでまろやかな風味を出していると思われます。

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 カタクチイワシのゴア風カレー。何といってもカタクチイワシ丸ごとを使っているのがイイです。本場にもありますよ、こういうの。味わいはゴア風というより、南インド的。魚の風味の出たカレーソースが印象に残ります。参加者全員に好評でした。

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 小エビのケララ風カレー。あえて小エビなのが、これまた本場的。こういう小さくて味の濃いエビのカレー、現地にあります。惜しげもなくコクム(ケララでは「フィッシュ・タマリンド」などとも呼ばれます。酸味を出す素材ですが、タミルではマイナー)を使っているのがいいです。

 3種類とも味わいが異なり、飽きませんでしたね。こうしたところにも、お店のセンスの良さが表れていると思いました。

《このブログを書いているときのBGM》
THE SMITH『THE QUEEN IS DEAD』(1986)
 ジョニー・マーのギター、全編で冴えています。大好きな名作です。
http://www.youtube.com/watch?v=EYLmptz_r_o
 彼らにしては珍しいアップテンポな曲。ギターのカッティング、ドラムのオカズ、そして陰影に富んだモリッシーのボーカル、最高です。

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 1989年、キヨシロー氏のFM大阪の番組でオンエアされた音源がYoutubeにありました。ご本人も「さあ、カセットの用意はいいかい?」といってから、オンエアされています。貴重な音源ですね。


 RCサクセションの「LOVE ME TENDER」はこんな曲でした。


 孫さんや城南信金のような企業家の動き、支持します。

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 朝日新聞4月27日(水)夕刊にあった記事です。

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 高円寺の反原発デモなども、きっちり取り上げてほしいものですが、こういう記事を載せたことは評価できるかなとも思います。


「サマータイム・ブルース」「ラブ・ミー・テンダー」
http://blogs.yahoo.co.jp/akirawatanabe2191960/63163606.html


 そもそも原発がないと日本の電力はまかなえないのか。人のいうことをうのみにしてはいけません。
 孫さんらのいっていることの方が、まっとうだと思いますよ。

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4月23日(土)

 京都では数少ない正統派のケララ系南インド料理を提供していただけるレストラン「ケララ」での食事会。スープ、ティファン2種の後は、これまたケララ州ならではといえる、魚のスパイス揚げです。

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 魚はトビウオだそうです。軟らかで上品な白身の味わいがスパイスによく合います。西日本的なチョイスといえましょう。

 チリの効いたマサラはマラバール海岸の海辺あたりのレストランを思い出す味つけ。皿全体の見た目もいいですね。当然ビールも進みました。

《このブログを書いているときのBGM》
DELANEY&BONNIE AND FRIENDS『MOTEL SHOT』(1969)
 アメリカ南部の生んだ不世出の白人ソウル夫婦デュオ、デラニー・アンド・ボニーの元祖「アンプラグド」アルバム。ボニー・ブラムレットはジャニス・ジョプリンと同じくらいソウルフルで大好きです。この作品ではアナログB面がDUANE ALLMAN参加でバツグン。
http://www.youtube.com/watch?v=g18PbEHPMms

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4月23日

 京都の南インド料理店「ケララ」での食事会より。

 かなり私好みなラッサムの後に出てきたのが、南インドで「ティファン(tiffinなのですが、このような発音に聞こえます)」=南インド独特の軽食の一つとして有名なウプマとマサラ・ドーサ。

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 他の方のフラッシュがかぶったらしく、こんな写真に。セモリナ粉を軽く空炒りしてから、スパイスやハーブなどといっしょにお湯で練って蒸し上げます。クッキングスタジオ「サザンスパイス」のレッスンでも、ときどき取り上げますね。
 この店のは、私の知る味つけとはやや異なり、レーズンも入り、どこかマイルド。ケララぽいというのでしょうか。ギーもたっぷりで、セモリナで作るスイーツ「スージー・ハルワ(ケサリともいいます)」とも似た味わいでした(ちなみに、ウプマには砂糖をかける食べ方もあります)。

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 マサラ・ドーサ。見事な出来映えですね。サンバルとココナッツのチャツネをつけていただきます。

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 今回、印象的だったカボチャのサンバル(南インドを代表する野菜入りの豆カレー)。具がカボチャだけのサンバルは初めてでしたが、これがおいしかったのです。さっそく、マネしてみたくなりました。味わい自体もどこかタミルのサンバルとは異なりました。

 レベルの高い料理が続きます。これはうれしい。次のメニューも楽しみです。

《このブログを書いているときのBGM》
村八分『ライブ』(1973)
 京都といえば、この人たちやウエストロード関連が、私の個人的音楽史には重要。メチャクチャ出来が悪い時のライヴなのだそうですが、鬼気迫るものがあり、全然いいです。バンド時代、アナログ盤をカセットに録り、聴き倒しました。
http://www.youtube.com/watch?v=yAudPB2y8C4
 冒頭、いきなり客を一喝するチャー坊。パンクです。

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