カレー&スパイス伝道師ブログ 2

インド&スパイス料理家、渡辺玲のブログ。2019年9月4日、ヤフーブログから移行。

2009年01月

12月31日(水)

 朝食を雑穀ドーサで渋くキメた後(詳細は前の日記をどうぞ)、ランチは超豪華ホテル「チョーラ・シェラトン・ホテル」のブッフェへ。


 ここはコーヒー・ショップがバカウマ、しかもそこはハンバーガーなどもイケるのだが、本日はホテル内の別のレストランへ。

「上海倶楽部」という夜は正統チャイニーズのレストランが、昼はインド料理、中国料理、西洋料理、東南アジア料理を交えた超豪華ブッフェを毎日実施している。

 最初に豆腐とカリフラワーのスープをいただいた後、いよいよブッフェに突入。

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 ナスのアーンドラ風詰めもののマサラ、ビーンズ・ウシリ(インゲンとダールそぼろのポリヤル)、ビーツのポリヤル。どれもバカウマ。実はこのナスの詰めものは、私の料理教室でもご紹介済み。

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 左が酢を使ったチキンのビンダルー(元はゴアの名物カレー。本来はポーク)、右はタマリンドの利いた魚のカレー。どちらも酸味と辛味のバランスが絶妙。

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 スネーク・ガードというウリの一種のマサラ。クミン・シードの利いた北インド味。

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 インド料理ではないものも含まれたサラダ類。どれも上品なビジュアルで、いい味わいばかり。

いずれの料理とも、センスがよく、洗練されたおいしさ。といえば、スパイスの利きが抑えられているかといえば、そんなことはなく、スパイス使いはワイルドでナイス。さすがという感じだ。

-パート2に続く-

《このブログを書いているときのBGM》
「外人部隊」のデビューCD。私は好きな人たちなのだが、どうも知名度はまだ高くなさそうだ。
http://www.gaijin-butai.com/

12月31日(水)

 大晦日の朝食はシュリ・バラージー・バワンにて「オニオン・ラギ・ドーサ」。

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 いうなれば雑穀のクレープ(ラギはおそらくシコクビエ)。油も少なくヘルシーだ。タマネギのみじん切りを炒めたものがドーサの内側にビッシリ。タマネギの甘味と雑穀の素朴な風味が実にいい感じでマッチングしている。

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 つけ合わせはサンバル、香菜のチャトニ、ココナッツのチャトニ、トマトとタマネギのカレーなど。つけ合わせの豊富さと味のよさも特筆モノ。

《このブログを書いているときのBGM》
ソニック・ユース『GOO』。ベルベッツ~ドアーズ~トーキング・ヘッズと続いたアメリカン・アート勢のロックを80年代に正しく継承したのが彼らだろう。ベースのキム・ゴードン姉さんの年を知って、驚いた覚えがある。

「共和国の日」とでも訳せばいいか。
憲法記念日のようでもある。とにかくインドの祝日の一つである。

こんなビデオでもどうぞ。
ARラフマーンをはじめとして、インドの古典をメインとした音楽界のスーパースターがこれでもかと集結。メチャクチャぜいたくなビデオだ。
http://video.google.com/videoplay?docid=7399792002477900458
皆さんは何人わかりますか?

12月30日(火)

 お昼のチェンナイ、超高級ホテル「ザ・パーク」のランチ・ブッフェの続き。

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 左に骨つきチキンのブラック・ペパー煮込みである「ムルグ・カリミルチ」(みじん切りのタマネギとトマトがベースのグレービー)、右にインド製カッテージチーズの詰めもの煮込み「パニール・パサンダ」(生クリームとアーモンド・ペーストの白いグレービー)。どちらも北インドのカレーだ。

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 ボンベイ発祥の軽食「パオバジ」。
 ポテトの香味炒めカレーと西洋式バンズの組み合わせ。食べる際、カレーに生タマネギのみじん切りを混ぜ込み、そこにレモン汁をしぼる。今書いていても腹が減る、そんなおいしさだった。
 店内に屋台風のスペースがあり、オーダーするとその場で作ってくれる。ライヴ感あふれる演出もうれしかった。

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 南インドを代表する混ぜご飯2種。
 左の白いのが「カード・ライス(ヨーグルトご飯)」、右が「タマリンド・ライス」。

 誤解を解くために申し上げておくと、今回はもちろん、前にご紹介した「アコード」のランチ・ブッフェにしても、料理の数はご紹介したものの3倍ぐらいはある。
 いずれも、インド料理の他、中華や西洋料理、中にはタイや中近東のメニューがどっさりなのだ。
 だから、インド料理という外国人観光客も安心して食べられるというわけ。

 私の場合、よほどのことがない限りインド料理だけを食べ、他のものには手をつけない。だいたいギャル曽根ちゃんじゃないので、そんなに他のものを食べていたら、肝心のインド料理を制覇できないのである。

 このホテルのブッフェもえらく充実した料理の種類であった。が、レベルがどうかといえば、私は先の「アコード」の方が好きだ。ここのは洗練されすぎている感が強い。

《このブログを書いているときのBGM》
ボビー・ブルー・ブランド『トゥー・ステップス・フロム・ザ・ブルース』。「うがいシャウト」と呼ばれる独自の叫びでも有名(?)な、天才ブルース・ボーカリストの大名盤。
http://jp.youtube.com/watch?v=fu1aCELlplk&feature=related
1975年のボビー。恐るべき貫禄のライヴだ。最後に一瞬、チラリと見えるバカデカいフルアコを弾くギタリストは、当代一の職人ウェイン・ベネットだろう。

12月30日(火)

 躍進するインドの姿そのまま、今やチェンナイには外国人観光客をメイン・ターゲットとした超高級ホテル(一泊2~5万円)がぞくぞく登場している。

 そんなホテルにプライベートで泊まることはほぼないが、食事には利用したい。

 そこで、そんなホテルのダイニングの一つをチェックしてみた。「ザ・パークThe Park」である。
http://chennai.theparkhotels.com/
 このサイトの写真にある通り、内装外装、それに全体のムードは、いずれも完全に通常のインドとは別世界だ。

 一人1500ルピーのランチ・ブッフェは今回の最高額。

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 まずは好きなスープが選べ、スタッフがテーブルまで運んでくれる。
 これは「クリーム・オブ・ブロッコリー」。おいしかった。
 ただし器が欠けている。この詰めの甘さがやっぱりインド。

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 左からエビのミント・マサラ(南インド)、ナスのはさみ揚げカレー(中味はパニールというインド式カッテージ・チーズ)、インゲンとニンジンのポリヤル、カボチャとグリンピースの炒め煮(北インド)、そして野菜プラオ。

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 ホウレンソウの入ったダール・カレー(生クリーム入り)。

 こんな感じで料理も洗練されているし、なかなか凝っている。
 この後、まだ3回ほどお代わりしているが、それは次回へ。

《このブログを書いているときのBGM》
ダムド『地獄に堕ちた野郎ども』(1977年)。私にとってパンクといえば、ピストルズやクラッシュではなく、まずこの人たち。
壊れかかったハイワットのアンプをラウドに鳴らすブライアン・ジェイムズのギターから影響を受け、一時期、私もハイワットを使っていた。

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